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zoom RSS 日英天才少女その後、川崎市麻生区の天才音楽少年のこれから

<<   作成日時 : 2008/01/14 21:41   >>

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「数学者の休憩時間」に「天才少女のこれから」と言うのがある。英国のルース・ローレンスと言う17歳(1989年当時)のことだ。 11歳でオックスフォード大学数学科に入学、17歳で博士号取得、1989年9月ハーバード大学の講師となったはずだ。
 一方日本の天才少女、中島さち子さんは確か1997頃に数学オリンピックで金メダル獲得、
その後東大で数学を専攻した。
 彼女がいつ頃から数学に興味を持ったか知る由もないが、少なくとも1996年9月22日〜24日の学習院大学の数理物理96「フェルーマーの大定理特集」に参加している(より正確には予稿集の参加者名簿に名前がある)。
ちなみにその時の講演内容は、

 楕円曲線の数論とフェルマーの最終定理        足立 恒雄 (早大)
 Fermatの最終定理 −Wilesによる証明の簡単な解説−  田口 雄一郎(都立大)
 関数体上のLanglands予想について

 小生は、数理物理97の参加のおり、たまたまこの予稿集を入手した。「数理物理」の名の示す通り、例年は「数理物理」の話題がテーマであるが、この年のみ何故か「数学」特集であった。その後、この「サマースクール」は東大駒場で開催されるようになったらしいが、現在の状況については知らない。   

 高校3年当時の1997年の「数学のたのしみ」創刊号のζの世界特集に「ζの世界を眺めて」を寄稿している。80ページの冒頭を一部抜粋すると、

 ザリスキー、ヴェイユ、セールを経てグロダンディックによりアーベル圏、概型理論が導入されました。類体論では見えなかったものが、そこにエタール位相(トポス)を導入してさらに見えてきます。現在も、さらに解析(物理学)も統一をめざしP進ホッジ理論などがあるようで、とても面白い内容を垣間見ることができます。。。。。とある。実に驚嘆すべき内容だ。世界レベルで見てもTOPクラスは間違いない。

それによれば、当時以下の本を読んでいるとのことだ。

 小野孝「数論序説」
 セール「数論講義」
 高木貞治「代数的整数論」
 Weil「Basic Number theory」
 岩沢健吉「局所類体論」
 ETC.

 これがどの位すごいのか。天下の大秀才、藤原先生が高校のとき立ち読みして挫折した次のが次の本だ。それと較べると、いかに早熟かがよくわかる。

 初等整数論講義(初版 1931年) 高木貞治著 共立出版社
 
 さて、その後の2人はいかなる道を歩んだか? かねてより気になっていたが、藤原先生の
近著「日本人の矜持」(新潮社)の山田太一氏との対談に消息?が書かれていた。それによればルース・ローレンスが博士号まではとったものの研究者としての成果は聞いていとのことだ。 中島さんは東大卒業後、数学の道へは進まずジャズピアニストになった。飯高茂先生によれば、彼女は非常に孤独であったのではないか、と言われていた。

 ちなみに、中島さんの最新状況は、http://sachiko-music.com/
で知ることができる。ときどきコンサートも開いているようだ。なお、花山大吉のBLOGで知った、と言っても料金は負けてくれない。  

 (おまけで)我が川崎市麻生区の天才少年について話そう。
 5歳で既にインベンション3曲を暗譜して弾いている。また、音を10個程度同時に聞き分け
ることができる。モーツァルト級に近い天才だ。その少年の先生に近々会うので最新の状況を聞
くのが楽しみだ。この英才教育は、他の親が知ると非常にショックを受け辞させてしまうケース
もあるそうで秘密裏に進めているとのことだ。数学もそうであるが、音楽も天才と比較しても意味がないと言うものだ。
 極端な英才教育はリスクが大きすぎて、本人のために(必ずしもならない)のはよくわかる。
しかし、第三者から見ると夢があり、成功することを心から祈る。失敗した場合を思うと複雑
ではるが。でもチャレンジしないと何も起こらないから、若い方はめげずに頑張って下さい。

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